あいにくの天気の中、町田市の遺跡公園へ行ってきました。
隣の博物館の場所です。東京都町田市本町田3562 場所
博物館と遺跡は駐車場が同じです。
岡の一番上の部分が、この集落跡の公園です。
遺跡の向こうには、下に大きな団地がありました。
まずは、ガイダンスルームを見学と資料を頂きました。
あまり展示物はありませんが、資料は無料ですので、ユックリ帰ってから読むつもりです。
遺跡公園では二棟再現されています。
再現されてない場所は、コンクリートで覆われた、ピンクが縄文の遺構、青が弥生です。
ここの集落は、縄文前期と弥生中期の遺跡で、約3000年から4000年も離れた時代でした。
展覧会は、面白そうです。
ここは、常設展のない博物館なのだそうです。珍しいですね。
さて見学です。
見ただけでは、違いは分かりませんでした。
内部の作り方が、違います。
縄文時代は石斧、弥生時代は鉄斧を使用しました。
切れ味が全く違えば、柱などの組み方に違いがあるのは当然です。
初めて知りました。
これらの時代にも、いろいろな物が流通していました。
商人?は、メイン道路である舟で、尾根道を使用して、各地に運んだわけです。
縄文の住居
下の壁を覚えていてください。
いろりの上に生物を置いて、燻製を作ったのだそうです。
弥生の住居
縄文と比べると、壁が板を使用しているのが分かります。
大きな木も加工できる鉄器のお陰で、技術も進歩したのでしょう。
鉄の使用は、良い面ばかりではありませんが。
両方を比べても資料を見なければ、違いは壁と柱ぐらいでした。
ここ以外にも団地造成のおりに、縄文と弥生の建物が、見つかっているそうです。