真言宗智山派 円泉寺 埼玉県飯能市|永代供養塔・墓地・ペット供養塔・阿弥陀堂・銭洗い弁天様・武蔵野七福神札所

阿弥陀如来光背の和鏡に天下一の文字

阿弥陀堂の御本尊・阿弥陀如来さまです。
当寺においては、木像の仏さまとしては、一番古いのではと思います。
 
阿弥陀さま光背頭部の丸い部分が、和鏡を使用されて、鏡には五三の桐と「天下一」の文字が使用されています。
 
「天下一」の文字は、織田信長が手工芸者の生産意欲の高揚促進を目的として、許可しました。
江戸時代には鏡師のほとんどが使用するようになったため、天和二年(1682)使用禁止となリました。
また、いつ頃かは分かりませんが、その後も使用されるようになったそうです。
 
仏像の特徴、天下一の和鏡の使用から、江戸初期の阿弥陀如来像だと推測できると思います。
他の天下一和鏡の画像を検索しても、使用されている和鏡は、天下一と言える製品ではありません。
仏像に詳しい方も、やはり江戸初期と言っていました。
人によっては、修復したときに天下一の和鏡を使用したため、室町時代と言う人もいましたが、無理なような気がします。
曇って鏡と思えない状態ですが、作られた時は光っていたのでしょう。
光背に和鏡を使用した例は、検索しても見つかりませんでした。
 
追記画像

 

光背の鏡が、どのように使用それているか分かると思います。
 
 
 
追記
ある仏師さんより貴重なご意見を伺いました。
仏像は江戸初期ですが、光背は少し後のもので、本来あった光背が破損したために他の仏像に使用されていた火炎光背を採用したのではとのことでした。
 
ネットで調べても似たような光背は見つかりませんでした。
阿弥陀如来座像の光背は、火炎光背が多いのですが、座像のみしか見つかりませんでした。
 
 
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