境内にはかなりの数の石仏が祀られており、妙見堂に登る東側階段入り口に馬頭観世音の石仏があります。
境内の石仏の中で、一番好きなのが、この石像です。
市内の石仏愛好家には、よく知られているそうです。

宝暦年間に祀られました。
昭和初期までは、現在の観音堂がここの前に東向きに立てられており、祭りには馬を引き、お堂を回ったそうです。
現在でも近在の下川崎・普門寺では、実際に馬を借りてお祭りをしているようです。


埼玉には、あまり優れた石像は少ないようです。
群馬や長野には、確かにあちこちに良い石仏があります。
良い石があり、石工も優れた職人が多かったのだそうです。

近在の馬頭観世音です。

第二用水の橋の近くに、用水に面して祀られています。
どこに祀られているのか分からなかったのですが、たまたま石屋さんが倒れてしまった馬頭観音様の場所を整地しなおし、真っ直ぐしたと聞き、行ってきました。
時々通る道脇でも一段低くなっており、分かりづらい場所でした。
お参りするにも用水の反対側からしか拝めません。