永代供養塔の墓誌に彫刻の依頼を致しました。


朱文字は生前予約、ご夫婦や親子での申し込み。
いつもは10日ぐらい前に依頼すれば良いのですが、雪の影響で今回はかなり遅れました。
残念ながら納骨に間に合わない家もありました。
以前はお墓ようの墓誌には直接彫るのではなく、茨城県の真壁に持って行き依頼していたので、かなり期間が必要でした。それに比べれば速い物です。
鉄粉をコンプレッサーで吹き付けますので、硬い石もきれいに文字の彫刻が出来ます。
最後に掃除をし、文字に白と朱を入れます。朱は没後に白く塗り直します。

型をはりつけ、文字を抜き出します。

コンプレッサーで鉄粉の吹きつけ。
風下では粉塵が目に飛び込みます。
鉄粉は雨やしけっているとき、内部で固まってしまうために、工期が遅れてしまうのだそうです。
きれいに仕上げていただきました。
昔は墓誌に彫刻することはなく、箇々や夫婦などで、それぞれ石塔を建てました。
さらに火葬での納骨ではありません。棺のまま土葬ですから、お墓もかなり広い面積が必要でした。
箇々の墓石

墓誌

石塔への戒名等の彫刻
永代供養塔は箇々の家のお墓でなく、跡取りがいても共同墓地として利用している方も増えています。