観音寺さんへ用があり、併せて境内を散策してきました。
当寺と同じ武蔵野七福神の札所です。
先ずは不動堂に祀られている寿老人様に参拝致しました。
以前参拝したときは気がつかなかった孔雀明王石仏が祀られていました。


足下から像高が約130センチ
お水屋のとなりに祀られています。
以前はなかったような気がします。飯能市教育委員会刊の「飯能市の石仏」にも無かったので、新しくお迎えした御尊像かもしれません。記憶違いかもしれません。
でも古そうにみえます。
孔雀はインドにおいて毒蛇やサソリを食べるために、災厄を取り除くとし信仰されていました。
孔雀明王は密教に取り入れられ、孔雀明王法は鎮護国家の法として特に重要視されていたのです。
私も以前、孔雀明王像を手にしたことがありましたが、欲しいと言われ友人に差し上げてしまいました。
私には合わない気がしたからです。力がないので手に負えないと感じました。
祀っているだけなら問題ないのでしょうが。
かつて智積院で孔雀明王には手を出さない方がよいと言われたことがあります。かなり力のある僧侶でも躊躇するほどの力を持っているのだそうです。
差し上げた友人は本堂で祀っているようですが、元気にしています。
真言宗智山派では総本山智積院の孔雀明王の掛け軸が重要文化財になっており、何度か目にすることがありました。
確か鎌倉時代の作だったと思います。
本堂前の紅梅、暮から咲き出します。
もう盛りを過ぎていました。

観音寺と言えば、白象です。

観音寺不動堂の脇を抜けると、隣は武蔵野七福神・恵比寿神社(諏訪八幡神社)です。 恵比寿神社ブログlink