妙玄寺は天文3年(1533)に毛呂顕季(あきすえ)婦人の創建と伝えられています。
毛呂氏の墓がありますので、お参りに行きました。毛呂氏 武家家伝link
読みづらくなっていますが、「墓参りには まず本堂の御本尊様に参拝してから 自分の家のご先祖様のお墓に お参りしましょう」の看板があります。
私も御法事の時などに話していますが、手を合わす檀家さんは少ないのが現実です。何枚かポスターを貼る事にします。
御本堂
この御堂には、埼玉医科大学献体、病理解剖体の慰霊の御堂です。観音様が祀られていました。
以前、円泉寺の永代供養を希望した人が2名おり、献体後にお骨を火葬にしてから納骨することを依頼されました。まだ健在なのかも知れません。
近年は献体の申込みが多いそうです。
しかし檀家ではありませんが、夫を献体したので葬式はしないと言った奥さんがいました。親族のムッとした顔を思い出します。
葬儀屋さんに聞いたのですが、髪の毛とか爪などを前もって用意し、葬儀を行った家があるそうです。
植木屋さんがいましたので、お墓参りは可能かと聞くと大丈夫とのことでした。
毛呂氏のお墓は屋根が見えましたので、すぐ分かりました。
墓石と言うよりも供養塔のようです。
創建よりも古い供養塔もあり、開山以前から毛呂氏の墓だった可能性があるそうです。
毛呂土佐守秋重は北条方について、八王子城に籠城しましたが討ち死にしました。毛呂氏の末裔は、徳川幕府の旗本として残ったようです。
以前何かで読んだのですが、残された一族は上州に逃げ隠れたと書いてあったように記憶します。間違いかも知れません。
毛呂姓が一番多いのが群馬県です。
曹洞宗 妙玄寺 埼玉県入間郡毛呂山町大字毛呂本郷244 場所