嵐山町は関越道や森林公園脇を抜ける道を使用することが多いのですが、いつも月輪地区は通り過ぎる位置にあります。
東上線の「つきのわ駅」が平成14年に開業して、駅近辺は人口が増えているようです。
山門を抜けると庚申、地蔵菩薩、如意輪観音などの石仏が迎えてくれます。
この前をまっすぐ行けば、御本堂になります。
今回の目的である勢至堂と狛兎です。
御堂の御本尊は勢至菩薩ですが、単独で祀られている場所はあまりないと思います。
勢至菩薩は午年の守り本尊ですので、ウサギが狛犬とは面白いですね。
須弥壇の四方に卯の彫刻が、施されているのだそうです。
平成17年建立の狛ウサギです。
勢至堂屋根塗り替え記念に奉納されました。狛ウサギでなく福うさぎと彫られています。
春は桜の頃が見頃のようです。いまは紫陽花が満開でした。
勢至堂の西側墓地入口には、大きな板碑がありました。約3、5メートルほどあると思います。
阿弥陀一尊と御真言が彫られています。
左側の板碑は梵字の阿弥陀三尊と一尊でした。
大黒天の文字石塔も祀られています。
福正寺 埼玉県比企郡滑川町大字月輪454 地図