私が住職を務める寺と同じ寺院名であり、宗派も同じ真言宗智山派に属しています。
東松山市の御住職が兼務しています。
新編武蔵野風土記によれは、御本尊は薬師如来とあります。
参道入口には立派な板碑が祀られていました。右側には地蔵菩薩です。
板碑は残念ながら上部の梵字部分が割れており、文字も風化しています。
寺の東側の道を北に向かうと、七観音と馬頭観音の石仏がありました。
一番上が千手観、右に聖観音・十一面観音・馬頭観音、左に如意輪観音・不空羂索観音・准胝観音だそうです。
文化11年(1814)に鹿下村の観音講によって作られました。
もともとは白根橋のたもとにあったそうです。円泉寺に祀られたわけではありませんでした。
七観音石仏
寺の裏側から、ここに来る小道があるようでしたので、てっきり寺の石仏と思っていました。
円泉寺 埼玉県越生町鹿下60 地図