昭和48年(1973)に虚空蔵堂の万蔵寺(廃寺)天井裏から小判や古銭が109枚発見されました。
そのため福の神としての名声を高めたようです。
私も新聞で読んだ記憶がありました。ここだったとは思ってもいませんでした。
毎年3月にだるま市が開かれ、多くの参拝者で賑わいます。
参道東側の赤い屋根の寺が、廃寺となった万蔵寺と思います。
全国の寺院は無住や廃寺が増えています。特に祈願寺を維持するには、厳しい時代となっています。
ここから桂木観音方面には車では行けません。通行止めになっていました。
あくまでもハイキングコースとして、地元の方の道です。
この後に近くの医王寺にも参拝しましたが、たまたま住職夫人がおり、「 祭礼の時は住職が儀式を執り行いますが、虚空蔵様は村持ちです」と話されていました。
兼務の寺や医王寺持ちではないそうです。
朝方まで降っていた雨のため、落ち葉のある階段を注意して登りました。
手すりがあって助かります。
虚空蔵堂に到着しましたが、息切れをしてしまいました。運動不足です。
今から数十年前に越生町、毛呂山町の何ヶ寺かが放火にあいました。ここも被害に遭い、立派なと彫刻のある御堂が焼けてしまいました。
酷いことをする悪党は、日本各地にいます。恐ろしいことです。
高い場所での資材の搬送、工事など、どのように行ったのか興味があります。工事用道路があるのか確認を忘れました。
今日は誰もいませんが、祭礼のブログなどを読むと、多くの人に愛されていると思いました。
毎年3月の祭礼は、だるま市で知られています。多くの参拝者で賑わいます。
中を覗くと虚空蔵菩薩の三満山星光院とあるお姿がありました。
私はうさぎ年ですが、旧暦で言えば寅年です。健康を祈願して般若心経などをお唱え致しました。
各地(特に関西)の虚空蔵菩薩をお祀りしている寺院では、十三詣りが昔から知られています。数えで十三歳になったおりに、知恵と健康を授けていただくよう、お参りする行事があります。
下の画像石仏は子授けの虚空蔵菩薩です。
知恵とと福徳を授ける仏さまとして知られ、入学成就・学業成就祈願で多くの参拝者が詣でる寺院もあります。
私は、これ以上ボケないようにと、お願い致しました。
階段を登り切った場所に狛牛、狛虎の石像が祀られています。
虚空蔵菩薩の生まれ年本尊が、丑年・寅年にちなみ祀られています。
狛牛
狛虎
以前はこのくらいの階段は怖くありませんでしたが、ぬれていましたので慎重におりました。
この後、近くの医王寺に向かいました。
三満山 虚空蔵尊 埼玉県入間郡越生町大字上野2261 地図
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