法恩寺は天平10年(738)に行基菩薩によって開かれた寺として知られています。
江戸時代は真義真言宗関東十一檀林の寺で、多くの僧侶を養成していました。現在でも多くの末寺を持つ真言宗智山派の本寺です。兼務する寺院も多くあります。
ここも越生七福神の札所で、恵比須さまを祀っています。
渋沢平九郎の墓の三回目です。
場所は「越生駅」西側から、すぐの場所にあります。
多くの宝物が残されており、重要文化財などに指定されています。
同じ宗派ですが、私が住職をする寺とは、歴史も規模も大違いです。
渋沢平九郎埋首の碑は、墓地に向かう階段の途中にあります。
明治7年(1874)、法恩寺の渋沢平九郎お骨は、場所が分からないようです。谷中の渋沢栄一家の墓に移されましたと書いてあるサイトもありましたが、事実ではなさそうです。
渋沢栄一家墓地にある平九郎の碑は、深谷市の渋沢家中の家に移されました。
法恩寺の碑は、昭和39年に建立されました。
境内は広く、また整備されています。
法恩寺 埼玉県入間郡越生町大字越生704 地図
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