いつ頃の開基かは不明ですが、江戸初期に海宝上人によって中興されています。
寺領二十石六斗もある寺院でした。
しかし明治9年に伽藍や什器を焼失しています。
その後に御本堂、鐘楼堂、庫裡などを再建しました。
山門左側に、地蔵菩薩、宝篋印塔、板碑などが祀られています。
御本尊は地蔵菩薩です。
左は不動明王、右は分かりませんでした。
この日は植木屋さんが入っていました。
南無大師遍昭金剛
土葬時代の棺車と輿が保存されていました。
横にした棺ではなく、座棺を墓地まで運んでいた大事な遺産です。
左が棺車、右が輿です。
火災に遭わなければ、さらに素晴らしい寺院であったことと思います。
龍昌寺 埼玉県熊谷市柿沼499 地図link