将軍塚古墳
無量寿寺の南側にある古墳で、現存長115mを測る前方後円墳で、4世紀後半の築造であることが明らかになっています。
県内で3番目の大きさで、行田市の埼玉古墳群より一世紀古いそうです。4世紀後半としては一番大きな古墳です。
無量寿寺の南側より見た古墳
埼玉県でも有数な規模の前方後円墳です。
都幾川や荒川流域の開発に尽力した首長の古墳のようです。
後円部には利仁神社が祀られています。
鋳銅の経筒(国立東京博物館蔵・国宝)などが出土されています。
野本将軍塚古墳 埼玉県東松山市下野本612 地図link ウィキペディアlink
利仁神社
藤原基経の配下である藤原利仁を祀る神社です。
延喜十五年(915)に鎮守府将軍となっています。
芥川龍之介の「芋粥」の元となった今昔物語で知られる武将でもあります。
地元の比企氏や野本氏は、利仁将軍の子孫です。
駐車場はないようです。
私は道ばたの空き地に駐めました。