明治7(1874)年に各部落の鎮守を合祀し、福生村の村社として創建されました。
合祀されたのは神明社・両体明神社・天神社・堰上明神社・稲荷社・熊野山王稲荷三社合殿・八雲神社です。
天照皇大神・伊邪那岐神・伊邪那美神・禰津波能賣神・豊宇気比賣神・大山吭神・菅原道真公を祀っています。
かなり立派な社殿です。鳥居がなければ寺院かと思われかもしれません。
古い写真を見ると梅が植えられていました。
梅の木の病気蔓延を防ぐために伐採されたのだそうです。かつて梅の里で知られる青梅市でも病気の蔓延があったことを思い出します。
いずれ梅の咲き乱れる神社に戻ってもらいたいですね。
脇から見れば、間違いなく神社であることが分かります。
昭和57年に氏子崇敬者のご協力によって、立派な社殿が完成しました。
境内には芭蕉の句があります。
「春もやや けしきととのふ 月と梅」
梅の木がないのは残念です。
こちら側が一の鳥居、奥に見えるのが二ノ鳥居です。
本来こちら側が表参道だったのでしょう。
境内の長沢稲荷大明神
鳥居の赤が鮮やかです。一目で稲荷社と分かります。
福生神明社 東京都福生市福生1081−1 地図link