真言宗智山派 円泉寺 埼玉県飯能市|永代供養塔・墓地・ペット供養塔・阿弥陀堂・銭洗い弁天様・武蔵野七福神札所

真言宗智山派 長久寺 埼玉県行田市

行田市における真言宗智山派寺院として、一番の格式ある寺院です。

武蔵国忍城主成田顕泰の開基で、忍城の鬼門よけとして、成田氏の祈願寺としての役割がありました。

武運長久から寺院名となっています。

 

文禄元年(1592年)に忍城主となった松平忠吉の帰依も受けています。

江戸期になって、新義真言宗の学問所にもなりました。長久寺ウィキペディア

 

すぐ前を秩父鉄道が走っています。

 

駐車場から一旦表に出て、参道から参拝致しました。

緑の濃い境内です。手入れや掃除が大変そうです。

 

まっすぐ山門に向かいます。

 

 扁額を見ると「僧正 運敞」とありました。

真言宗智山派・総本山智積院における江戸期の大学者です。運敞僧正(1614~1693)の亡くなられた日には、一山僧侶が運敞蔵(うんしょうぐら)の前で法養を行います。

智山派における他の大学者でも、そのような法要をすることがないのです。智積院 運敞僧正忌

運敞僧正は延宝4年(1678)立ち寄っていますので、その折り書かれたようです。

ここ数年の寺社参拝において、この扁額は一番嬉しいことでした。

 

長久寺御本堂

御本尊は胎蔵界大日如来です。

格式の高さを物語る立派な御本堂でした。

 

長い歴史と格式ある寺院であることが、説明を読んでいただければ分かると思います。

 

 

 

六地蔵など、あちこちに石仏が祀られています。

ここでは左から地蔵菩薩・阿弥陀如来板碑・地蔵菩薩と思います。

 

親切なお婆さんが、お寺や境内の案内をしてくださいました。

スマホで撮した境内の写真をには、御本堂・諸堂・境内の木々など沢山写されています。

ここの公孫樹(いちょう)は、行田市指定文化財になっており、秋には黄色い葉が一面に落ちて、見事だとスマホを見せながら説明してくれました。

但し、朝8時前に行かないと、すべて掃かれてしまうので、早くお寺を参拝するそうです。

他にも市の文化財に絹本着色両界曼荼羅・紙本着色十二天画像・大般若経があります。

 

 

芳川波山の墓です。

忍藩主松平忠堯に招かれ、文政9年に藩校進脩館で藩士の教育を行いました。芳川波山(埼玉県ゆかりの偉人)

お婆さんに教えていただかなければ、気がつくこともなかったでしょう。

行田における有力な資産家の墓石もありました。

 

庫裏の前には池があります。鯉や金魚が泳いでいました。

植木の手入れも大変だと思います。

 

書道教室・写経会・ヨガなどもおこなっています。

お婆さんのお陰で、御住職にご挨拶を致しました。

とても若い御住職で、調べてみると行田市のJCでも活躍していました。

 

境内南側は、道を挟んで秩父鉄道「東行田駅」がありました。

 

長久寺 埼玉県行田市桜町2丁目20−44 地図link

 

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