曹洞宗 源勝院
天正18年(1590)に徳川家康は関東入国とともに、この地を治めた安部(あんべ)弥一郎信勝に岡部領を与えました。
信勝の墓は大坂市天王寺区六万体町の鳳輪寺にあります。
源勝院は岡部藩藩主安部家の菩提寺として、岡部藩初代信盛(信勝の子)から信宝までの墓石が祀られています。
今は深谷市ですが、かつては大里郡岡部町でした。2006年に深谷市と合併しています。
大きな木の根元にあるのは、明治天皇美久留乃安登とあります。
明治11年に巡航された記念に建立されました。渋沢栄一に書を依頼しています。
御本堂は室町時代の特色を残した貴重な建築物です。
境内も檀家一同のご協力の下に、整備されました。手入れの良い境内でした。
櫻の咲く頃に参拝するのが良いと思います。
岡部藩安部家累代の墓です。
一万石であった大名の墓として、今でも大事にされていることが分かります。
源勝院 埼玉県深谷市岡部786 地図link