近年、直葬(火葬のみ)が多くなりました。
子供や親戚がありながら、葬儀社に火葬後にお骨を預け、永代供養にする人も出てきています。
※実際の写真ではありません。
以前は、誰もいない葬儀も認めていたのですが、永代供養の生前予約を除き、今は最低限誰かがいる場合のみ受けています。例外として、跡取りがいない喪主さんが、入院中の場合だけでした。
今回は地元の葬儀屋さんの依頼です。財産も無く、甥御さんはいるのですが、関わりたくなかったようです。
手続きから供養、永代供養塔納骨まで、責任を持って立ち会ってくれました。本人はそれが当然だと言っています。ここの葬儀屋さんは、これで4度目です。
お骨を送るだけの納骨は、一度も認めていません。その場合、そのような施設に送るよう話しています。ある程度まとまってからの納骨もしていません。必ずお施主さんと共に行うのが当然と思っているからです。
私は他で葬儀をしたことが明らかでも、必ず引導作法を行っています。当寺の他の檀家さんとの整合性が必要だと思っています。