楠木正成書状の碑文
かなり以前になりますが、あるお寺に参拝すると見たことのない仏様の石仏が祀られていました。
調べてみると、限られた地域に同じ石仏が集中して祀られていることが分かりました。
いずれも鎌倉初期の武将達に信仰があったのです。
その武将だけでなく、鎌倉初期の武将を調べる過程で、いろいろな資料を収集しました。そこで手に入れたのが「新田義貞(源義貞)宛の楠木正成書状 建武二年(1335) 」碑文です。
明治になり創建された、新田義貞を祀る福井市の藤島神社に伝えられている手紙を碑に彫って、拓本にされています。
しかし、この碑文に関する情報は見つかりませんでした。
他にもネットとで見つかるかと思いましたが、過去のヤフオク!にあるだけでした。
拓本ですので、他にもあるだろうと思います。
偽物ではないと思いますが、本物なら貴重な資料でしょう。
某寺所蔵 「新田義貞」掛軸
残念なことに私には読める部分もありますが、読めても意味が分からないことばかりで、ブログにすることを躊躇していました。
本物で少しでも役に立っていただける資料であればと思います。