愛宕権現曼荼羅 勝軍地蔵

勝手に愛宕権現曼荼羅と名付けましたが、廃仏毀釈以前は、京都の愛宕山は勝軍地蔵(将軍地蔵)を愛宕権現とする白雲寺でした。現在は愛宕神社になっています。

修験の寺として、「伊勢へ七たび 熊野へ三たび 愛宕さんには月まいり」とまで言われていました。

 

中心に勝軍地蔵、右上に天狗、下に役行者を描いています。

声聞地蔵、毘沙門天、地蔵菩薩の三尊図像のお札があったそうですので、京都の愛宕山に関連する掛軸に間違いないと思います。

 

愛宕権現Wikipedia      

 

勝軍地蔵(将軍地蔵)

各ご尊像

地蔵菩薩

愛宕太郎坊天狗

毘沙門天

不動明王

役行者と前鬼後鬼

 

京都にいた頃、かなり手前で帰ってしまったことが、残念でありません。

片道2時間も歩くとなると、準備も必要です。

 

勝軍地蔵と十二支守り本尊

勝軍地蔵と十二支の御本尊が描かれているだけで珍しいのですが、八幡神が阿弥陀如来の代わりに、亥戌年の本尊として描かれています。

八幡神が亥戌年の本尊としてある掛軸は、以前にもネットで見たことはありますが、実際に描かれているのを見たのは初めてでした。

 

 相染明王

 

現在の秋田県仙北市角館町の相染明王(そうぜんみょうおう)とありますが、調べても明らかではありません。

相染神社は秋田県に何社かありました。

矢島藩(現在の秋田県由利本荘市矢島)の神明社に相染明王とありますが、愛染明王のようです。

象潟神社(妙見神社)は、廃仏毀釈以前は北辰星並びに相染明王を祀っていた。

蒼前神は東北から関東・中部地方の馬の神。別名 勝善 相染明王  Weblio辞書

日本の東北地方で信仰される馬の守護神。「蒼前様(そうぜんさま)」とも呼ばれる。また「そうぜん」は「勝善」、「相染」などの字もあてられる。「蒼前」とは「驄騚(そうぜん=葦毛で四肢が白い馬のこと)」という語を元にしている考えられる。岩手県の九戸郡地方では12月9日を蒼前神の祭日として牛馬を飼う家は必ず供え物を捧げた。岩手県二戸郡では馬頭観音と同一視され、1月16日になると馬の飾り参詣した。秋田県仙北郡では猿太夫(猿回しを生業とする者のことであり、昔は馬医を兼ねていた)と呼ばれる祈祷師が家々をめぐり厩祈祷を行った。また博労衆(牛馬の仲買人)は蒼前神に御神酒を供えてから馬の売買を行ったされる。馬頭観音の他にも、同じく馬の守護神である駒形神と同一視される場合があり、駒形神社を「蒼前様」と呼ぶ事がある。またおしら様と同様に養蚕の神として信仰されることもある 。 神魔精妖名辞

 

江戸愛宕山

 

現在の港区愛宕にある愛宕神社のお姿です。

御尊像は廃仏毀釈で真福寺に祀られましたが、関東大震災で焼けてしまいました。

別院真福寺ブログ

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