最近お招きした観音様の懸仏(かけぼとけ)、御正体(みしょうたい)です。
箱には壱観音参神像と書かれています。
鎌倉期の鉄製の懸仏だそうですが、詳しいことは分かりません。
以前持っていた方は、京都の骨董屋さんで求めたと言っているそうです。
廃仏毀釈の折に、どこかのお堂か神社から流出したのではないでしょうか。納められた箱はかなり古そうです。

箱書

鎌倉期の文字 詠みやすいように加工しています。


追記 2016/03/02
最近鋳物の観音様?懸仏?をお迎え致しました。時代は分かりません。
欠けた部分もありますが、ほぼこのような形だったはずです。

観世音菩薩だと思います?
丸い光背があります。

裏面
懸仏(御正体)はご本堂にお祀りしています。
観世音菩薩懸仏1 リンク
阿閦如来懸仏 リンク
聖徳太子懸仏 リンク