最近お招きした観音様の懸仏(かけぼとけ)、御正体(みしょうたい)です。
箱には壱観音参神像と書かれています。
鎌倉期の鉄製の懸仏だそうですが、詳しいことは分かりません。
以前持っていた方は、京都の骨董屋さんで求めたと言っているそうです。
廃仏毀釈の折に、どこかのお堂か神社から流出したのではないでしょうか。納められた箱はかなり古そうです。
![201633211318.jpg](https://www.ensenji.or.jp/cwp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/201633211318.jpg)
箱書
![20163321140.jpg](https://www.ensenji.or.jp/cwp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/20163321140.jpg)
鎌倉期の文字 詠みやすいように加工しています。
![201612917332.jpg](https://www.ensenji.or.jp/cwp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/201612917332.jpg)
![201612917419.jpg](https://www.ensenji.or.jp/cwp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/201612917419.jpg)
追記 2016/03/02
最近鋳物の観音様?懸仏?をお迎え致しました。時代は分かりません。
欠けた部分もありますが、ほぼこのような形だったはずです。
![201632172258.jpg](https://www.ensenji.or.jp/cwp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/201632172258.jpg)
観世音菩薩だと思います?
丸い光背があります。
![201632172429.jpg](https://www.ensenji.or.jp/cwp/wp-content/uploads/old/blog/upload-images/201632172429.jpg)
裏面
懸仏(御正体)はご本堂にお祀りしています。
観世音菩薩懸仏1 リンク
阿閦如来懸仏 リンク
聖徳太子懸仏 リンク