平将門が伊勢にいたわけではありません。
伊勢のお詣りの時、お店の入り口には、正月でもないのにしめ縄が掛かっているのに気がついた方も多いと思います。伊勢志摩では一年中掛けたままなのだそうです。
中央に「蘇民将来子孫家門」の木札が墨書きしてあります。蘇民将来子孫家の文字が門の間にあります。
蘇民将来子孫の家の意味は、スサノオノミコト(牛頭天王)に由来します。詳細はいろいろなサイトに出でいますので、参照して下さい。
発祥の地-蘇民の杜-松下社
通販もあるようですね。
平将門に通じると「笑門」としたしめ縄もあります。笑う門には福来たるですね。
いくつかのしめ縄を掲載します。






赤福では蘇民将来子孫家門でした。
虎屋は千客万来でした。
「蘇民将来子孫家門」が多いようです。
伊勢志摩で見られる注連縄は、伊勢の西郊・玉置町で造られています。 PDFリンク
場所は変わりますが、京都にはいろいろな注連縄があるようですが、祇園当たりの民家やお茶屋さんでも伊勢に似た「笑門」と書かれた注連縄が一年中飾ったままだそうです。
近くの八坂神社は元々は祇園社ですが、祭神はスサノオノミコトでした。伊勢志摩と同じような由来があるのですね。
さて、どうして注連縄と書くのでしょう。検索で語源を調べると色々出てきますが、「おしえて!goo」の答えが一番気に入っています。
おしえて!goo リンク
さらにここからリンクされてある総務省の「官報資料集」最後に言葉の履歴書「しめ飾り」があります。開いたら一番最後を読んでください。なぜ官報資料集にと思いましたが、何かと堅苦しい資料集にこのような試みはいいですね。
官報資料集 リンク
私が調べていた妙見菩薩シリーズの内「平将門」PDFをリンクします。興味がある方は見て下さい。 リンク
追記 2016/08/29