2021年12月13日

善導大師御影

先日檀家さんからお預かりした掛軸です。

広げて見て、すぐに浄土宗関連の図と思いました。

善導大師は南無阿弥陀仏の称名念仏の思想を確立し、日本においても浄土宗法然上人・浄土真宗親鸞上人に大きな影響を与えました。

 

善導大師御影(みえい)を検索すると、同じような図がありました。

南無阿弥陀仏とお唱えすると、五体の阿弥陀さまが姿を現している図です。

お預かりした掛軸の図も同じでした。

 

 

 

紀州藩の第7代藩主・徳川 宗将(とくがわ むねのぶ)が、播磨国龍野大慈院に三尊阿弥陀如来像一幅と善導大師像一幅を奉納した古文書のコピーが入っていました。

 

播磨国瀧野は現在の「兵庫県加東市」です。

兵庫県加東市には、高野山真言宗の光明寺大慈院があり、善導大師御影堂があります。

大慈院が真言宗とは思いませんでした。

承和14年(1174)に天台宗慈覚大師円仁によって、大師の御影が招来されています。

 

 

宝暦3年(1753)に慈覚大師招来の御影を写し納めた証明が、この古文書のようです。

 

 

 

さらに二幅の内、善導大師御影を新たに描き、工芸印刷にて制作された掛軸なのかも知れません。

 

大慈院 兵庫県加東市光明寺433 地図

 

 

※この掛軸は、後日浄土宗か浄土真宗僧侶に使用していただくつもりです。

 

 

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