一月前になりますが、石田三成が築いた石田堤跡を見学してきました。
映画「のぼうの城」でかなり知られるようになり、出かけた人も多かったのではないでしょうか。
のぼうの城ブルーレイ
映画公開前に東日本大震災が起こり、映画のシーンが津波を彷彿させるために公開が遅れました。公開時に池袋の映画館まで行きましたが、やはり津波を彷彿されるシーンは、その時期では無理だったと思いました。
実際には、あまり水がたまらなかったようで、水が怒濤のように押し寄せることは無かったようです。
この堤は、現在の行田市にある忍城を囲むように築いた約28キロメートルの一部です。現在、行田市堤根から鴻巣市袋まで、約250メートルが残されています。
石田堤 Wikipedia
まずは羽生市堤根の跡です。
行田市堤根1262番地当たり
反対側が駐車場になっています。
ここの先は忍川
この当たりの所から堤は決壊しました。
忍川に掛かる堀切橋
堀切橋先を過ぎると石田堤公園
緑の部分が石田堤公園
上越新幹線の高架橋下
この下に行くと石田堤の説明を聞くことが出来ます。
小説、映画の内容とかなり異なります。
高架下の左右が石田堤公園
簡単な説明版があります。
修復前の調査によると、高さ約3.2メートル、幅約19メートルだったようです。
かつて来たときには、下の写真の施設の中に入ることが出来ました。
石田堤の断面見学施設
この先にも駐車場があります。
さきたま古墳内の丸墓山古墳の上が、石田三成軍の陣地が張られた場所と言われています。
丸墓山古墳
直径105メートル 高さ18.9メートル
丸墓山古墳の手前の桜並木が堤跡
丸墓山古墳からは忍城を遠望することが出来ます。