相模国分寺
もう十年ほど前にお参りしてから、記憶に残る国分寺と全く変わっていないような気がします。
まあ私の記憶など当てになりませんが。

長い間には、かなりの浮き沈みがあったようです。

六地蔵

この前の道をまっすぐ左に行くと、約200㍍で相模国分寺跡に着きます。
高野山真言宗 相模国分寺 本尊・薬師如来
神奈川県海老名市国分南1-25-38 地図
相模国分寺跡

以前来たときは駐車場がなく、あたふたと写真を撮った記憶があります。
今回は郷土資料館に止めさせていただきました。
上の写真の左側建物が資料館です。
中央が塔跡、右側の木の茂ったあたりが、金堂跡です。
※このようなパノラマ写真を撮りたいので、某社のデジカメをまた買いました。ここのような場所では、普通の写真より広さを実感できますね。
以前手放した機種より、はるか画質が良くなっていました。
相模国分寺は、法隆寺式の配置であり、七重の塔が立っていたそうです。

七重塔跡



国分寺跡だけあって広いですね。
現在の敷地跡だけでなく、もっと広い範囲だったようです。
でも、もっと広い駐車場があると、ありがたいのですが。
資料館は二台しか駐められません。
海老名市温故館(市立郷土資料館)
海老名村役場庁舎として使用されていた建物を移築し、郷土資料館として、使用されています。

職員の方が案内をしてくれました。
大変わかりやすく説明していただき、海老名市が相模国における大事な地であることを理解できました。
全国の国分寺は、国府の近くに建てられましたが、相模の国府は所在が明らかでないそうです。
ここに国分寺が建てられたのは、高座郡司壬生氏の影響が大きいようです。

国分寺七重塔の模型

国分寺で使用されていた瓦

たしか海老名氏の五輪塔
海老名には2万年以上前から人が住んでいたそうです。

縄文式土器
発掘品を調べると、かなり遠方と取引していたのが分かるようです。



秋葉山古墳群のパネル
帰りに資料を買ってきました。パンフレットも色々いただきました。
二階には、成果用具・農具などが展示してあるようですが、略させていただきました。

あまり広くない施設ですが、貴重な遺物が展示されています。ここはぜひ見学していただきたい場所です。
とてもためになりました。
神奈川県海老名市国分南1-6−36
国分寺そば
もう少し北に行くと「国分寺そば」です。
以前もここで食べたと思います。

駐車場も、丁度で出て行く車があり、入ることが出来ました。
かなりの台数が止められますが、いっぱいなのはおいしい証拠でしょう。

いや~、美味しかった。
満足満足!。
お店の向かい側も史跡でした。
このお店の敷地も昔々は、国分寺の境内だったのでしょう。

追記 2008年に国分寺と国分寺跡に行った時のブログです。ブログlink