2018年03月

密葬 直葬の後に 次々と弔問客が!

近頃は檀家さんも密葬が増えました。永代供養塔に納められている方々は、圧倒的に直葬が多いです。

 

 

しかし、時々その後のことを聞くと、次々と友人、会社関係者などが来られ、留守に出来ずに困ったことがあったと話されています。どうして知らせてくれなかったのかと、怒られたこともあったそうです。

引き出物を追加して持ってきてもらったり、業者に送ってもらったりで、結構大変なことになったと話されていました。

 

檀家さんのご親戚で、ある霊園の方ですが、昔は羽振りが良く、お付き合いが多かった方がいました。戒名もご両親は院号居士です。しかし、ご主人の時に会社を整理し、どうにか家屋敷だけが残ったと言われた方がいました。

密葬にして、ひっそりと送りたいとの話でしたが、「チャンとした葬儀を行い、御香典なしで、引き出物や後の食事は家族親族のみにします」と伝えれば良いですよ。そうでないと昔世話をした方や元の取引先が、後日次々ときてたいへんなことになりますよ。皆さん事情を知ってますから」と話しました。

結果はそのようにして正解だったようです。業者さんから業者さんに連絡が入り、親族以外に百数十名以上の参列者でした。生花もかなりの数です。誰からも引き出物などのことで、あれこれ言われることも無かったそうです。

その家によりそれぞれですが、時流だからと安易に進めるのも、良し悪しです。前もって調べておく必要があります。

他府県の方ですが、新興宗教にのめり込んだ息子さんの時は、わざわざ埼玉で火葬を行いました。その日のうちに当寺で葬儀を行い、永代供養塔に納骨です。

お仲間に一切知られないようにするためでした。こんなこともあるのですね。

境内の大乗妙典一字一石塔

約10年ほど前、卒論を書くため来られた女学生により、一字一石塔を知りました。

私は、ただの大乗妙典塔としか思っていませんでした。
上部に阿弥陀三尊の梵字が彫られています。
 
 
飯能市では、この塔はここにしか無いようです。
飯能市教育委員会発行の「飯能の石仏」は持っていたのですが、注意深く読んだわけではありません。
 
 
天保11年(1840)に釈浄賢と釈和賢が大乗妙典を一字づつ小石に書き写した成就塔だそうです。
元々あった場所が明らかでありませんが、この石塔の下に書き写した小石を埋めてあったのでしょう。

石に書かれた文字は消えてしまい。たくさんの小石は何かに使用されてしまったのでしょう。
植木を何本も植えましたが、知る限り小石がたくさん埋まっていたことは、ありませんでした。
 
 
 

山の神 田の神

山の神

田の神

境内の妙見堂階段下に山の神(やまのかみ)の社があります。元々は近くの林の中に祀られていました。

飯能ゴルフが出来るに事により、現在の場所に移築されました。

お寺の社でなく、地元の物と言われていました。長いこと放置されていましたが、あまりにも傷みが酷くなり、寺役員、自治会に諮り、修築いたしました。

「人は亡くなると山に帰り、山の神となる。春は山の神が、田の神として山から下りてくる。刈り入れが終わると、また山に帰る」と言われ、仏教と異なる古くからの山中他界(来世)観がありました。

田の神になるのは、稲作が大陸から渡ってきてからのことだと思います。

山の神は各地にありますが、元々は地元の方々の氏神、ご先祖様なのです。
ご先祖様は、いつも近くにいるとする考えです。。

関東では筑波山が一番知られています。奈良の三輪山、高野山、朝熊山も先祖の集まる山の神だったと思います。

それ以上に高い富士山は、霊山とは言われていなかったと聞いたことがあります。

  山の神Wikipedia


しかし、一つの他界観しか認めない立場の人もいます。
おそらく浄土真宗寺院の檀家さんのようですが、血相を変えて抗議した人もいました。極楽浄土だけが一番素晴らしい世界だと信じているようでした。

浄土真宗では、盆迎え、盆送りをしないようですが、他の宗旨で盆迎え、盆送りをするのは、比較的近くにご先祖様が、いらっしゃるとする考えがあったからでしょう。

他の宗旨宗派、宗教の立場も尊重し合うことが必要です。


宗教、宗旨、時代により異なる他界観があります。
一部に信仰する宗教以外一切認めない人もいます。
平気で「他の宗旨では成仏できない」と言う方もいました。


お釈迦様の教えは来世に成仏する事を重視するのでなく、その前にこの世に善き人であれとお説きになっているのです。

各地の氏神は、後々に有力な諏訪、春日、八幡、山王などの神々が勧請されると、それらの神々が氏神となり、古くからある氏神は合祀されて、忘れ去られてしまうことが多かったようです。

 

山の神、田の神は、ほとんど意識されなくなっていますが、古い歴史を持つ大事なお社なのです。

関連する宇賀神のブログlink    

 

おやこで楽しむ講談入門 彩流社

当寺檀家さんのご親戚、講談師・宝井琴柑(たからいきんかん)さんが著者の一人です。
琴柑さんは、伯父さんにとっては自慢の姪御さんのようです。

ちなみに本籍が、円泉寺と同じ飯能市平松です。

お子さんにも興味持って頂くために、フリガナをふってあります。
私のように国語や歴史が不得意だった人にも気軽に読めます。ただ読むだけでなく、声を出して読むことを薦めています。
歴史が得意な人でも武将の名前など、仮名がふってなければ、お手上げでしょうね。

若い方は講談て何だろうと思う方もいると思います。
今ではテレビでも放送されることは少ないですからね。
私の子供の頃は白黒の画面でしたが、一流の講談師がテレビに出ていました。

この本を読めば、講談の歴史、内容、張り扇(はりおうぎ)の作り方まで書いてあります。


講談師はイリオモテヤマネコより数が少なく、今では男性より女性が多いのだそうです。
宝井琴柑さんもその一人です。


お子さんに講談の魅力を知って頂くために講談教室の初心者コースを担当しています。

琴柑さんのブログ  こよみ草子リンク

BS12トップミッドナイトよせ太郎では、琴柑さんの講談を楽しむことが出来ます。  リンク

画面で見るより、実際に寄席などで聞く方が楽しいですよ。講談のイメージが変わりました。

 

来年の当寺の催し「永代合同法要」には、来ていただき、講談を行っていただくことになっています。

妙見堂の椿

妙見堂の赤い藪椿がきれいです。

まだ何本もあるのですが、小さい木は蕾もありません。将来が楽しみです。

階段下の白に赤の混ざった種類は、秋から咲いています。

まだ蕾もありますので、しばらく楽しめそうです。

 

墓地前の椿は咲いていますが、これから一気に咲きそうです。

白梅が見頃になりました。

このところの暖かい日差しに誘われて、一気に梅が咲き出しました。

 

ミツバチが一生懸命ミツを集めています。

残念ながら早く動きすぎて、ピントが合いません。

 

天神社の梅は、まだ蕾もありますので、しばらく楽しめそうです。

 

紅梅はいつもお彼岸頃が見頃となります。

 

 

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