2014年10月30日

飯能市の重要文化財があるお寺

埼玉県飯能市には、三件の重要文化財があります。重文以外にも飯能は優れた文化財が数多くあります。幕末の飯能戦争がなければ、もっと多くの重文があったと思います。

実際に見ることが出来るのは、臨済宗建長寺派の福徳寺阿弥陀堂のみです。


阿弥陀堂  鎌倉中期


福徳寺 埼玉県飯能市虎秀71

阿弥陀堂は、福島県いわき市の国宝白水阿弥陀堂によく似ており、優雅な姿は近在ではなかなか見ることが出来ません。

曹洞宗見光寺には雲版が指定されており、埼玉県立博物館に預けられていますので、見ることは出来ません。

ご本堂、惣門は禅宗様式の優れた建築物です。

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ご本堂

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惣門

 軍荼利明王を祀るのは、真言宗智山派、高山不動・常楽院です。

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高山不動  埼玉県飯能市高山346

軍荼利明王は高さが228.8cmあります。

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かなりの急階段です。

若手僧侶への滝修行指導

当山天神社宮司の前日の滝行指導は、なんと真言宗豊山派若手僧侶でした。

20141029204810.jpg珍しく滝へ行く途中から電話があり、うれしくもあり、不安もありといった様子でした。

私も「宮司よりお経がうまいんじゃないの」と、ついチャチを入れてしまいました。

都下で修験も行っている豊山派寺院住職からのお薦めとのことで、体調も悪くお弟子さんに指導を任す予定が、本人共に行ったそうです。

午後にお寺に戻ってくると、宮司も半分以下の年齢の若者のパワーをもらったのか、すこぶる元気になっていました。

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