関の磨崖仏・善光寺式阿弥陀三尊 群馬県桐生市
赤城山噴火の泥流により造られた集塊石に刻まれた阿弥陀三尊の磨崖仏が祀られています。
すぐ南側は鏑木川です。
鎌倉時代に刻まれた阿弥陀三尊です。高さ128cm、幅・奥行き各80cmの舟形になっています。
両脇持の観音菩薩・勢至菩薩は冠があり、善光寺式阿弥陀三尊の特色があります。
北側には庚申塔、子育て観音?、千手観音の石仏が祀られていました。
磨崖仏の裏側です。
鏑木川に添って、馬頭観音石仏が並んでいました。
今でも大事にされている石仏群でした。
※参考に善光寺式阿弥陀三尊図です。
熊谷市の江南文化財センターの日本一古い善光寺式阿弥陀三尊板碑
善光寺式阿弥陀三尊板碑 寛喜二年(1230)
関の磨崖仏 群馬県桐生市新里町関67−1 地図link