2020年08月27日

楠木正成 桜井の別れ 斉藤弓弦作

斉藤弓弦作の「桜井の別れ」です。

太平記にある有名な話しです。足利尊氏との決戦前、桜井の駅にて楠木正成(まさしげ)と息子の正行(まさつら)の別れが描かれています。

別れの後、正成は足利尊氏軍と湊川で戦い戦死しました。勝算のない覚悟の戦いでした。楠木正成 wikipedia リンク               楠木正行 wikipediaリンク

戦前であれば、国語や修身の本には、必ず掲載されていたそうです。

私は戦後の生まれでしたが、「月刊歴史読本」を時折購読していましたので、少しは知っていました。桜井の別れ ウィキペディア リンク

 

 

今から45年程前に京都から大阪の寺院詣でに向かう途中、「桜井の駅跡」の案内板がありました。桜井の駅ウィキペディア リンク

桜井の駅ですから、てっきり奈良県の桜井にあると思っていたのが、恥ずかしく思い出されます。

その時、寄らずに行ってしまったのが、今では残念でしかありません。

桜井の駅跡  大阪府三島郡島本町桜井1丁目3  地図

 

 

斉藤弓弦の作品は、上品な顔立ちの人物像が多く見られます。

厳しい戦いを迎える前に、正行に対する深い愛情を感じさせます。

 

 

作者の斉藤弓弦は、宮城県で明治14年生まれ、本名は亀治。小堀鞆音門下となりました。得意画は人物です。

東京淀橋区に住みました。文展・帝展で活躍し、戦後は郷里の丸森町に帰り、創作に励んだそうです。

昭和49年に94才で亡くなられました。

 

←序の舞 上村松園作復刻版               永代供養塔の観音様

ページ上部へ