本堂でお骨での一日葬・寺院葬と永代供養


昨日は亡くなったAさんのお葬式をご本堂で執り行いました。
60歳代独身のAさんは昨年友人と当寺に来られ、葬儀、戒名、永代供養塔への納骨、葬儀社まで依頼しています。全ての経費は自前でした。親族、友人には一切負担なしで旅立ったのです。
御遺体は、寺の霊安室でお預かりし、通夜当日ご本堂にお移し致しました。
故人のご兄弟には、岩手の実家のお墓にとの思いもあったようですが、中学を卒業して、ほとんど知り合いのいない田舎より、他の兄弟、ご近所、商売仲間、友人が近くにいる永代供養塔を選び、最後の準備(終活)をしての通夜、葬儀、納骨でした。
ご兄弟、友人達も生前からお墓の確認に来られており、当日も立派な葬儀となり、悲しいけれども、うれしい葬儀だったと感想を述べられています。
当寺役員さんの最後の訪問地は浅草寺さんです。
いつも参拝者が多いですね。
いつもは平日ばかりでしたが、今日は土曜日でので、いつもは客が並んでいないお店も、いっぱいです。
私の前に並んでいた、うるさいことで有名な中国の観光客もしゃべらなければ分からないほどの普通の声で話していました。以前ここで見たときより、皆さんずいぶんおとなしくなっています。
スカイツリーもすぐ近くに見えます。意外と違和感がないですね。
すぐ近くの隅田川公園に行くと、たくさんの人力車に乗った外人さんがいます。胸に「JOC」「オリンピック」のプレートを付けていました。東京都がお呼びした各国の要人の方々だったのですね。
とても愛想がいいです。
東京オリンピックが成功すると良いですね。楽しみにしています。
皇居の後に神田明神に団参です。当寺は平将門公に縁があり、お参りにまいりました。役員さんはほとんどが初めてでした。
神田明神の氏子さんは、成田山にはお参りしません。でも、寺の役員さんの中には私も含め、成田山にお参りしている人も何人かいるようです。
当寺は、成田山と同じ真言宗智山派に属しています。友人も成田山のお弟子さんが何人かいます。友人にご法事の助法を依頼したこともあります。いろいろなことでお付き合いがあるわけです。
しかし、檀家さんの中には、将門公の配下の武将だった家でありながら、成田山の御護摩札を頂いている人もいます。さすがこれには驚きました。
今日は結婚式があり、お社の前で記念写真を撮っていました。何度かここにお参りに来ましたが、いつも平日でしたので、見たのは初めてです。
一昨日、首塚に続いて、皇居に向かいました。西に約60メートル向かえば、もうお堀です。
お堀に沿って、約120メートで大手門入り口です。
白鳥が出迎えてくれます。
大手門には、地下鉄、千代田線、三田線、半蔵門線、丸ノ内線「大手町駅」、JR「東京駅」などから行く事が出来ます。
他に北詰橋門、平川門からも入れます。共に地下鉄、東西線「竹橋駅」が利用できます。
中は広々としています。
二の丸庭園
着いたときは、あまり散策する人はいませんでした。二の丸公園に近付くと、とたんに団体さんや外国の方々もぞろぞろと入ってきます。
土曜日なので、都心に向かう首都高速が、大渋滞でした。その影響だったのでしょう。
お土産は休憩所で買ったお財布と小銭入れです。石屋さんの店員さんにも買っておきました。菊のご紋が入っており、お財布が1300円、小銭入れが700円でした。以前来たときも求めました。低価格でしたが、良い製品です。
月・金は休園日です。詳細は東御苑 リンク
毎年、永代供養の合同法要を行うことにして、第二回目となりました。
今回は香炉を四台にしました。
少しずつ参列者が来られます。
さて、ご挨拶をしてから開始です。
今年はモット増えるかと思いましたが、若干多いだけでした。今回は椅子だけでなく毛氈を引き詰めました。
さて、読経と共にお焼香をです。
最後に般若心経などを全員でお唱え致しました。
お経をお唱えする間に、お線香を手向けていただきます。
今回も良いお天気に恵まれました。
もっと参列者が増えると良いのですが、研究課題です。
訳あって隣の市からの引き墓です。
知っているお寺さんの檀家さんでしたが、円泉寺のお墓に移すことは了解済みでした。
向こうのお寺としても無縁さんにするより、親族のいる当寺へとの配慮のようです。
いずれ永代供養塔に移すようになるかも知れません。
親戚が引きついてくれると思うのですが。
永代供養塔に祀られている方々の第一回目の合同法要です。
納骨堂が完成し、二年目の取り組みです。取りあえず行ってみた法要でした。
椅子だけあれば十分かと思ったのですが、座布団も出してきました。
60名ほどいたようです。
ご挨拶の後、読経と共にお焼香をしていただきます。
来年は香炉の数を増やす必要があります。一人一人でしたので、結構長くお経を読みました。
読経の後、全員で般若心経をお唱えします。
今度は永代供養塔の前で、全員にお線香を手向けていただきます。
供養塔だけでなく、参道の仏様にも手向けていただきました。
思った以上に多くの方が来ていただき、ホッと致しました。
来年はモット増えるかも知れません。今から対策をする必要があるようです。