全久院の善光寺式阿弥陀三尊板碑 埼玉県深谷市
全久院は深谷七福神・寿老人の寺です。
各七福神の寺は、秋の七草の寺でもあり、ここはフジバカマの寺としても知られているようです。
8月から9月が見頃のようです。
板碑は紫の花の向こう側に祀られていました
全久院 深谷市東方2902
境内に全七福神の石像が祀られていますが、やはり寿老人像が一番大きな御尊像です。
全久院は深谷七福神・寿老人の寺です。
各七福神の寺は、秋の七草の寺でもあり、ここはフジバカマの寺としても知られているようです。
8月から9月が見頃のようです。
板碑は紫の花の向こう側に祀られていました
全久院 深谷市東方2902
境内に全七福神の石像が祀られていますが、やはり寿老人像が一番大きな御尊像です。
今日は妻沼を中心に何カ所か巡って参りました。
数年前来たときは、時期違いで咲いていませんでしたので、今日は最高のバラ日寄りだったと思います。
ここは「めぬま道の駅」のバラ園です。
かなり広いバラ園です。
ここには荻野吟子の像がありました。今日出かけた場所にも、他に二ヶ所ありました。荻野吟子Wikipediaリンク
荻野吟子は公認としては、日本最初の女医です。
道の駅ではバラを売っていましたが、私は紫陽花を買いました。
清酒で有名な澤乃井が運営する美術館です。
岡崎智子さんが集めた櫛・かんざし・笄(こうがい)などの、江戸から昭和に至る4000点の品を収蔵しています。
館内の収蔵品は撮影できませんので、室内の一部と多摩川の写真だけです。下のホームページを参照してください。
うっかり建物の外観を撮り忘れましたので、画像にパンフレットを貼り付けました。
イラストの額がありましたが、北沢楽天の作品でしょうか。聞くのを忘れました。
たぶん伊東深水の舞子画も展示されていました。
お土産は笄ならぬボールペンです。
家族には馬鹿にされましたが、差し上げた方からはお愛想に喜ばれました。
あいにくの大雨でしたので予定を変更して、友人達と奥多摩に食事に行きました。
帰りに御岳美術館に行っていただきました。今年9月末日をもって閉館になるからです。link
他のたましん美術館2館と統合になるそうです。
ロダンのカレーの市民の第一試作品、アリスティード・マイヨールのTORSE、高村光太郎の手、萩原守衛(碌山)の女、北村西望の夢(乙女像)など、教科書にも紹介される作品が展示されています。
東魏の二尊仏も素晴らしい石仏です。
写真禁止なのが残念でした。外からのみでご了承ください。
たましん 御岳美術館 東京都青梅市御岳本町1−1 地図
現在は、倉田三郎記念室 旅の素描展を行っています。
今泉今右衛門の壺などの展示もあります。
すぐ前の多摩川は、いつもよりかなり増水していました。
平将門公関連の仏様(二代目)を祀る寺の住職としては、何故行ったと言われかねません。
反将門公関連も調べています。
佐藤家と千葉家が結婚するなとする人はいないでしょう。←意味分かりますか?
ここでは平将門公が謀反を起こしたとありますが、中央の歴史です。
阿弥陀如来線刻の板碑が祀られています。
ガラスが反射して中が写せません。
阿弥陀一尊板碑
板碑は観応元(1350)年と彫られているようです。
狭い境内ですが、沢山の石塔・石仏が祀られていました。
カーナビでは表示できませんでした。
字名は異なりますが、北側にあるグランドをめざし、ここに車を駐めました。一番の東側です。
表示は、まだ川本町のままですね。2006年に深谷市になっています。
止めた場所の道を隔てて南側が、俵薬師です。
本日は永代供養塔に納骨されている方々、並びに震災などの物故者各霊の供養を行う合同法要です。
今回で十回目になりました。
私が読経中に全員でお焼香をしていただきます。計算通りにお焼香が終わりました。
お焼香後に全員で般若心経などをお唱え致します。
みごとにそろった読経です。祀られている方々も喜んでいただけたのではと、勝手に解釈しています。
御本堂での法要の後は、宝井琴柑さんによる講談です。
10月に真打ちとなり、宝井琴鶴を襲名します。宝井琴鶴は元宝井馬琴師の前に使用していた名前ですから驚きでした。
金柑さんのご本家は当寺の檀家さんです。お爺さんがお墓に眠っています。
儀式が始まる前にご本家、ご親戚とお墓参りに行かれたそうです。
演目は「村越茂助 左七文字」でした。
講談が終わると、永代供養塔前でも全員でお焼香です。
私が般若心経をお唱えする中、一緒に唱えて頂いた方が何人かおり、少し楽をさせて頂きました。
参列者は170人ほどだったようです。
今回のお塔婆料、御寄付などは合計30万円ほどになりました。
全額を震災などで活動するボランティアの方々にお渡し致しました。
紺地に金の線で描かれた「普賢菩薩」と「文殊菩薩」です。
中心に釈迦如来の掛軸があり、釈迦三尊になっていたのかもしれません。
普賢菩薩
文殊菩薩
12日の永代合同法要に左右に祀る予定です。
永代合同法要
当寺の仏様ですが、釈迦三尊として撮した画像です。
不動明王剣と箱書きにありましたが、梵字は「サ」、仏様の姿は「?」でした。
梵字に当てはまるお姿の仏様では、天部の広目天しかありません。他にもあるのかもしれませんが。
面 仏様と梵字
裏
上部のお姿
下部の上が梵字 サ
箱書きには不動明王とあるのですが、中身は明らかに異なります。
当寺に祀られている懸仏。広目天だと思います。
広目天画像