円泉寺便り

星の宮(磐裂神社) 日光市

日光のお参りのおり、星の宮にお参りしました。輪王寺などからは川を渡って、すぐの場所にあります。

かつては日光修験の関係で、虚空蔵菩薩を祀っていました。

廃仏毀釈により星宮神社、磐裂神社と代えさせられました。

栃木県内の星宮神社は、ほとんどが虚空蔵菩薩が祀られていました。妙見菩薩ではありません。飯能市の星宮神社は妙見菩薩を祀っていました。

 

紅葉の頃は、きれいでしょう。

 

星の宮は輪王寺から大谷川を渡り、すぐの場所でした。

 

磐裂神社(星の宮) 栃木県日光市上鉢石町1114−1 地図

 

輪王寺 東照宮 日光市山内

本日の最終目的でしたが、寄り道が多すぎて、帰りの時間を考えると早足の参拝となってしまいました。

まずは輪王寺参拝です。

私が通った大学は仏教系大学でした。この輪王寺の偉いさん子弟も学んでいました。

お顔を見ただけで、私と頭のできが異なると思いました。完敗です。

とても真面目な方だったことのみ覚えています。

 

宝物殿も見学したかったのですが、参道を北へ向かいます。

 

東照宮の鳥居が見えてきました。

 

ここの建築群は、輪王寺と東照宮との諸堂が入り乱れています。

案内板を読んだだけでは、よく理解できず、各所の説明で理解するしかありません。

五重塔

 

上神庫

 

東照宮参拝です。陽明門の豪華さはスゴイです。

本地堂

 

唐門

 

有名な眠り猫です。

 

疲れておりましたが、無事帰ることが出来ました。

今度は一日掛けて、ユックリ参拝したいと思いました。

 

日光市山内  地図

天台宗輪王寺ホームページlink               日光東照宮ホームページlink

磐裂神社(元妙見社) 栃木県日光市足尾町

磐裂神社(いわさくじんじゃ)は、大同3年(808)の創建です。

ここは庚申山表口となっています。ここが神社への入口ですが、車では少し遠回りで向かうことになります。

 

途中、渡良瀬渓谷鉄道が横切ります。

廃寺となった妙見山龍福寺が別当でした。

廃仏毀釈以前は、修験との関係も深かったのではないかと思いますが、詳細は分かりませんでした。

 

お社の前には、ユニークな狛犬がいます。手前にある新しい一対より遙か好みの方が多いと思います。

 

この後、足尾銅山歴史館を見学致しました。

 

磐裂神社  栃木県日光市足尾町遠下3-1 元妙見社 地図

妙見神社 栃木県粟野町

廃仏毀釈後に星宮神社などに代えられず、妙見神社と名を残しています。

元々は日光修験の寺だったのでしょう。元の寺院名は不明です。

 

ここに祀られていた妙見菩薩は、粟野町指定文化財となっています。

毎年1月3日に強飯式が行われます。                

発光路の強飯式Wikipediaリンク               文化庁ホームページ 発光路強飯式 link

 

妙見神社  栃木県元上都賀郡粟野町上粕尾915 地図

※鹿沼市になっています。

 

天満星宮神社 栃木県粟野町

何時の時代かは分かりませんが、天満宮に虚空蔵菩薩を祀りました。現在の虚空蔵様が廃仏毀釈で、どのような神名になったかは分かりません。

 

ここの天神さま懸仏が、粟野町指定文化財となっています。

お社の周りに境内社が何社か祀られていました。

 

根の周りが6.3メートルと4.3メートルの大杉です。

 

天満星宮神社 栃木県上都賀郡粟野町松崎621 地図

※鹿沼市になりました。

星宮神社 栃木県粟野町

他の場所に向かう途中に、カーナビで星宮神社と表示がありました。

あやふやな文章ですので、ご了承ください。

かなり急な階段を登りました。

祠が並んでします。

磐裂命・根裂命が祭神でした。

 

住所、名称は正確ではありません。

星宮神社(祠)栃木県上都賀郡粟野町下粕尾松崎

※鹿沼市に編入

星宮神社 栃木県都賀町

カーナビに星宮神社とありました。

栃木県内の星宮神社は日光修験の関係で、元々は虚空蔵菩薩をお祀りをお祀りしていた所が、ほとんどのようです。

廃仏毀釈のおり、多くが星宮神社に改称され、祭神は天御中主神となったところが多くあります。

ここでは香々春男命とされたようです。

 

 

星宮神社  栃木県下都賀郡都賀町大柿455 地図

※都賀町は栃木市都賀町になりました。

 

日蓮宗 常圓寺 新宿区

新宿駅からは、すぐ近くにありますが、とても落ち着いたお寺です。

今日の目的は、妙見菩薩を祀る寺として、お参り致しました。

おそらく右の建物が、日蓮宗仏教研究会だと思います。ここに妙見菩薩は祀られているようです。

 

入口や御本堂前の桜が、春には見事な花を咲かせるのでしょう。

太田南畝(蜀山人)の筆による、便々館湖鯉鮒作の「三度たく 米さへこわし 柔らかし 思ふまヽには ならぬ世の中」の狂歌碑があります。

 

高校の日本史授業で狂歌は、少し触れてあったことがありましたが、川柳さえも理解できない私には、遠い世界でしかありません。

 

常圓寺  -5 地図            ホームページlink

日蓮宗 常圓寺 目黒区八雲

東急東横線の都立大学駅より、すぐの場所でしたので、間違えずに向かうことができました。

 

 

気軽に寄って散策している方が、何人もいました。

大きな銀杏の木を見上げる人たちがいましたが、私も同じです。

 

妙見堂は山門を入り、向かって左側にありました。お堂内には妙見菩薩と七面天女が祀られています。

 

常円寺  東京都目黒区八雲1丁目2-10 地図              ホームページlink

 

天台宗 目黒不動瀧泉寺 参拝

江戸五色不動尊の内、目黒不動瀧泉寺に参拝致しました。

慈覚大師の創建で、徳川三代家光の崇敬を受けて寺域の拡張と大伽藍の整備がなされました。

江戸でも片田舎でしたが、多くの参拝者で賑わい、門前町も発達しました。

 

 

妙見菩薩関連の星曼荼羅などもあるようです。

阿弥陀堂

男坂を登りました。

 

お不動様を祀る御本堂に参拝。

 

池波正太郎の作品に目黒不動の場面が描かれています。

「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」をもう一度読みたくなりました。

 

寺では甘蔗まつりを行っていました。甘蔗とはサツマイモです。

飢饉に備え、薩摩芋の普及に尽力されましたので、甘蔗先生と言われています。

裏に回り、青木昆陽のお墓をお参り致しました。青木昆陽Wikipediaリンク

青木昆陽墓

 

目黒不動瀧泉寺  東京都目黒区下目黒3丁目20−26 地図            ホームページlink

 

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